ミドー役/茶風林さん/禁断の密告レポート
「人間か悪魔か」
当初ミドーは原画もなかったので専用の声優さんをあてるキャラクターとしてカウントされていなかった。
しかし、本作の華である「悪魔合体」を際立たせたい、との意向がシステム担当のスタッフからあがった。
その意向を汲み、今回、茶風林氏にミドーを担当していただくことになった。
洗練された個性
氏は、その声ももちろんであるが、服装や髪形が洗練されていて、非常にオシャレで存在感のある方であった。
否が応にもミドーの収録に期待をしてしまう。
オシャレで狂気
氏に演じていただいたミドーは、そもそも自ら人間を辞めてしまうような、正気の沙汰ではないキャラクターである。
テスト収録で氏に演じていただいたミドーは、我々の想定よりもオシャレなイメージであった。
我々のイメージを氏に伝え、そのバージョンで再びに氏に演技していただいた。
双方を比べ、結果的に氏に演じていただいた「オシャレで狂気」なミドーで収録を進めていただくこととなった。
収録は腹筋との戦い
氏をご存じの方は、おわかりであろうが、氏の声はジワジワとくる不思議な魅力があるのだ。
氏が演じるミドーは、台詞の端々を大胆に誇張をされているせいもあり、思わず噴出しそうになる。
マジメな収録のさなかゆえ笑いを必死にこらえるも、あと十数分、収録時間が長かったら、筆者の腹筋は崩壊していただろう。
さながら酒場の放浪記
収録は無事に終了。
時間帯が夕方の酒場開店時間近くということで、トークは「酒」関連に自然にシフトしていく。
締めは米がいいか、麺がいいか。
焼酎をビールテイスト飲料で割るなら、白か黒か、というような、某酒場を行脚する旅番組さながらのディープな話題が展開される。
あのときのことを思い出すと、筆者は「しめサバ」を食べたくなる。