スティーヴン役/チョーさん/禁断の密告レポート
「悪魔召喚プログラム生みの親」
筆者が小学校低学年の頃、体調を崩して学校を休みテレビを観ていると、商店の店主になることを夢見て長野県に降り立った青年が映っていた。
その青年が愛用の自転車で配達業に勤しみ、お仕事の合間に配達ルート周辺を地図にして紹介してくれたことを、今でも鮮明に覚えている。
まさか今回のようなかたちで、その方にお会いできようとは。
ミステリアスな数々
ご存じの方もいらっしゃるかもしれないが、一時期チョー氏には「死亡説」が囁かれていたことがある。
スティーヴンは肉体を失いながらも人間の可能性のために自ら開発した悪魔召喚プログラムをばらまくという、本作屈指の奇特なキャラクターだ。
氏とスティーヴンは、双方かなりのミステリアスな背景を持っている。
そのスティーヴン役が氏に決まったこともまた、ミステリアスである。
スティーヴンの生みの親
これまでにシリーズ作で何度か登場はしているものの、スティーヴンは「正体不明」のキャラクターである。
ゆえにスティーヴンのニュアンスは、開発陣営でも図りかねていたのである。
そこで氏に描いていただいた「スティーヴン」像に、お任せすることにした。
頭上から降りてくるような、穏やかではあるが圧倒的なスケール感を感じる氏の演技。
氏は、いわばスティーヴンの生みの親である。
「あの頃」のままの笑顔
収録を終えて、氏に写真撮影にご協力いただいた。
筆者が小学生当時と変わらぬ、無邪気な笑顔をいただいた。