Coolな☆ボタンの押し方
タッチパネルの登場で劣勢な感はあるが、まだまだボタンを押す機会は多いもの。 そんな日常をCoolに彩るステップを紹介させていただこう。
Step3:ポイント
差し出す手を肩口にセット。手はしっかりと指をさすフォームをとる。
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肘を支点にして指の形を崩さぬよう前方に突き出す。このとき上体が少しかがむ。
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反対のバージョンもあり。指をさす方向で様々バリエーションを出せる。
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サイドをさすバージョン。演者の数だけ「ポイント」がある。
ヒカル役/井上麻里奈さん/禁断の密告レポート
「制服で隠れしきれぬ「光」」
トラブル発覚
ヒカルを演じていただいた井上麻里奈女史の収録中に発生したトラブルに、筆者は心が折れそうになる。
収録のさなか、台本には未掲載だが本編でどうしてもヒカルの台詞が必要になるシーンがあることがわかったからである。
やはり、「あの御方」が登場する収録だ。一筋縄ではいかなかった。
その冷静な対応コキュートスの如し
すでに女史はヒカルのボイス収録を完了し、あの御方のボイス収録に入っていた。
収録中のキャラクター変更は声優さんの演技プランの構築に支障をきたす。
女史に、あの御方を演じきっていただき、改めて女史にはヒカルを演じていただくことになった。
筆者の慌てふためき具合とは対照的に、女史は冷静で美しい佇まいを崩すことなく、事の次第を理解してくださった。
なんとも頼もしい御方である。
筆者は、女史にあの御方を演じていただき、それをチェックしていきながらも該当箇所の台詞をひねり出す
あの御方のお知恵を拝借
あの御方の収録が終わり、再びヒカルの収録へ。
問題あった箇所の収録にご協力いただく。
女史からもご提案いただき、何とかしっくりくる台詞を収録することができた。
悪魔が人間に与えた知識と知恵の偉大さを肌で感じた。
嵐のような収録
女史にプロモーション用のサインを対応していただいた。
次のお仕事のため、女史は、そのままスタジオを後にされる。
収録後のスタジオは先ほどのトラブルが嘘のように落ち着きを取り戻していた。
今回の事態、某芸人風に言うなら、まさに「肝を冷やしたぜ」である。